暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

犬鳴山温泉でマニア向け源泉かけ流しの温泉「山乃湯」へ行ってきた。

大阪府内にある温泉地、犬鳴山温泉。
温泉旅館やホテルが立ち並ぶ、雰囲気の良い温泉街の一角にとても日帰り温泉とは思えない程、マニアックな温泉があるらしい。


源泉かけ流しで犬鳴山温泉街の湯元としてここで湧き出る湯を各旅館が使用をしているほどの温泉なのですが、そんな温泉のなにがどうマニアックなのか。

って事で行ってきましたよ。

 

 

温泉の場所が分かりずらい

犬鳴山温泉

大阪と和歌山の県境。
のどかな景色を眺めながら大阪府道・和歌山県道62号泉佐野打田線を和歌山方面に走ると・・・

 

犬鳴山温泉

犬鳴山温泉

見えてきました犬鳴山温泉の看板。


【(湯元)温泉荘山乃湯】の名前がありますね。

って!こんなに看板にデカデカとPRしているのに本当にマニアックなの?

ちょっと不安がよぎる。

案外普通の温泉だったりして・・・

あと2kmほどで犬鳴山温泉との事。

 

犬鳴山温泉

さらに府道62号線を進む。
このような峠道を車で走るのは本当に楽しい。

 

犬鳴山温泉

案内看板が一切ない見当たらなかったので行き過ぎてしまった。
どうやらこの脇道に入るらしい。
Uターンして再度確認するも、はやり案内看板などない。

こんなん絶対わからへんやん!

やはりマニアックというのは本当だったのか。

 

犬鳴山温泉

この先に温泉があるようには思えないけど・・・
これって生活道路じゃないかなぁ。

 

犬鳴山温泉

どうやらこちらが目的の駐車場らしい。

車が5~6台ほど駐車出来そうなスペース。

 

犬鳴山温泉

そして到着。
こちらが温泉荘山乃湯。

あれっこれは建物の裏側なのかな。
正面玄関は反対側なのか?

ってなる事でしょうけど・・・

信じられないかもしれませんがこちらが正面玄関です。

看板などもございません。
何だか私有地に勝手に入り込んだ気分ですが・・・

 

犬鳴山温泉

犬鳴山温泉

コンクリートの建物に近づいてみると・・・

ちゃんと「山乃湯」と書いてあり、営業中の札もある。
まさかこれが温泉とは・・・

こりゃ知る人ぞ知る温泉だわ。
というか知りようもない感じなんですけど・・・

 で、この佇まいで入ってみようと思える人はやはりマニアックなのだと思うわけですよ。

 

って事でいざ!

 

やはりマニア向けだった「山乃湯」

犬鳴山温泉

正面扉を開けると細い階段。

犬鳴山温泉

どうやら2階が受付らしい。
2階に上がってみるとおじいちゃん二人が何やら世間話をしている。
「すみません。大人一人で」と声を掛けると「はいはい」と。

どうやらこのおじいちゃんが番台役っぽい。
入泉料がいくらだったかしばしば計算をするようだ。
775円との事で、入泉料を支払う。

なかなかによい料金だ。

 

犬鳴山温泉

犬鳴山温泉

細い階段を通って脱衣所へと向かう。

どうやら釜めしが名物らしい。
釜めし700円という張り紙がある。

 

犬鳴山温泉

男湯ののれんをくぐって・・・

 

犬鳴山温泉

犬鳴山温泉

こちらが脱衣所。
先客はおらず貸し切りの状態。
やはり知る人ぞ知る温泉なのだろう。

 

犬鳴山温泉

それでは一風呂いただきます!

 

いやーお湯は最高なのである

 

犬鳴山温泉

湯舟はこんな感じ。
ガラス越しに見える山の景色が心地よい。
ちなみに露天風呂とか他に湯舟があったりするような温泉ではなく、湯舟は一つのみ。

 

犬鳴山温泉

ああ~この景色を眺めながら温かいお風呂を独占できるのは気持ちが良い。
お湯の感じはヌルヌルとしていて硫黄の臭いはそれほど気にならない感じ。

泉質は単純硫黄泉との事。

湯の温度は39℃ぐらいかな。熱過ぎず、ぬるすぎずという感じ。

 

犬鳴山温泉

犬鳴山温泉

いたってこじんまりとしたシンプルな温泉です。
このひっそり感もまた魅力なのかもと思うわけです。

 

犬鳴山温泉

ああ~こりゃ気持ち良いわ~。

 

犬鳴山温泉

犬鳴山温泉

いや~本当気持ちいいわ~。

木々の間を抜ける陽射しが湯舟の湯気へと差し込む。
ただ一人、ボケーっとその光景を眺めながら何を思うのでもなく。

「気持ちいいわ~」を連呼するのみなのである。

 

確かに犬鳴山温泉「山乃湯」はマニアックな温泉だった。

そして知る人ぞ知る温泉。

以上。

ではでは。