正月休みは食べたり、飲んだりでどうしても運動不足気味になりがちですなぁ。
家でのんびり過ごすのもいいものだけれど、そろそろ正月気分から気持ちを切り替えてみようって事で自転車に乗って運動、運動。
外の気温は低いけど天気は晴天。
自転車を漕いでれば体も温まるってもんでしょ。
そんな気持ちで勇んで山へと向かう。
で、今回は私的なパワースポットをご紹介。
登りはさすがに息が切れて自転車おっちらほっちら押しながら歩く。
ある程度坂道を登って山裾を散策するのに重量の軽いミニベロはとても便利な乗り物だ。
細い路地も快適なスピードで移動できるのがいい。
車の往来を気にせずにのんびりと。
この辺りは自動車が通れる道が少なく、道も入り組んでおり、細い路地があちらこちらに伸びている。
で、向かうはこの坂の上にある天照大神高座神社(あまてらすおおみかみたかくらじんじゃ)。
私のお気に入りのパワースポットなのですよ。
この界隈はブドウ坂や十三峠と言われるロードバイクの有名コースがあるのでヒルクライムを楽しむローディが多いエリア。
女性ローディも多く、ヒルクライムをする姿をあまたと見かける訳ですが、私にはこんな坂道を自転車をこいで登るなんて無理です。
天照大神高座神社は岩山を信仰する太古の神社
日本最初ってのが気になる。
何が日本最初なのだろうか。
日本最古の神社は諸説あり、大神神社だったり大和神社だったり丹生川上神社上社だったり伊勢神宮だったりと・・・
まさか日本最初の神社だというのか・・・
そう思えるほどかなり古い原始信仰であることは間違いない。
ここ岩戸神社と天照大神高座神社はほとんど同じ境内に二つの神社が隣接するとても珍しい神社。
山にそびえる大きな岩に埋め込まれたようにお社が建っているのがお分かりになるだろうか。
この岩に埋まっているのが本殿なのです。
こちらが天照大神高座神社(あまてらすおおみかみたかくらじんじゃ)。
岩を登ってお参りをする。
お参りをするスペースは狭く、少しでも体のバランスを崩すと5mほどの高さから後ろに落ちそうな。
このように岩山を神聖なものとして崇めるのは古来の自然信仰由来のものであり、かなり原始信仰なのである。
こちらは天照大神高座神社のすぐ横にある岩戸神社。
古すぎるためか階段の水平が取れていない。
視覚的に見るとこれぐらい大した傾斜ではないけれど、階段を昇ってみると体感的にかなり違和感を覚える。
人間の平衡感覚って凄いもんだ。
岩戸神社のお社も岩山の岩の上にあり、こちらが本殿。
こちらも岩そのものを崇める原始信仰である。
天照大神高座神社の岩も岩戸神社の岩もどちらも同じ岩なのだけれど同じ岩を別々の違う神社が信仰の対象としている事が非常に珍しい。
結局どちらの神社にお参りをしても同じ岩にお参りをしているのであり、なんだかややこしいのである。
で、この岩山の脇には城山大神という神様が祭ってあり、フェンスで閉ざされているのだが、これは特にこのさきは侵入禁止というものではなく、フェンスの扉を開けてお参りをすることが可能なのである。
このような道を100mほど進めば城山大神。
このあたりは相当なパワースポットだと思っている。
だって写真を撮ることさえ忘れているのだから。
ってことで非常に私的なパワースポットの紹介でした。
めちゃくちゃローカルな情報で申し訳ない。
ではでは。